Month: January 2014

ブランディング戦略の必要性とは (Needs and branding strategy)

ブランディング戦略の必要性とは (Needs and branding strategy)

Check out: 美貌は封筒に入れていないむき出しの推薦状に例えられたりします。その心は誰もが欲しがるということです。 ブランドにも似たような作用があるといえないでしょうか。ブランド品とノーブランド品が並んでいれば、誰もがブランド品に目を留め、価格等で妥協の必要がなければ、ノーブランド品には目もくれず、そのまま買い物カートに収められることになります。 長年月をかけて築き上げられたブランドにはそれ自体に力があります。 ある大学では現在、ブランドの構築に躍起です。今でもすでに伝統のある決して評判の悪い大学ではなく、むしろ近年志願者が急増しているのですが、上り調子にありながらもどうしても越えられない壁に直面しているそうです。そしてその壁を打破する鍵はブランド構築しかないとの結論に達したのだそうです。 美貌のように誰もが欲しがるむき出しの推薦状のような大学に光り輝くためには、あらゆる方面でブランドを確立して他大学を圧倒しなければ、これから突入する少子化時代を勝ち抜くことは出来ないという非常に強い危機感を有しているようです。 少子化時代がそこまで迫って来ている現在の大学は、企業以上に企業的です。追い詰められている大学経営は企業経営と一脈通じるものがあるように思います。 その大学業界で今巻き起こっているのが、ブランディング戦略なのです。それはまさしく単なるイメージ戦略などではなく、経営戦略の一環であり、大学運営の基幹を為すものであるとさえいえるのです。 ですから、現在の大学を知ることは、ブランディング戦略を知ることであるともいえると思います。 かつてバブル期にはコーポレート・アイデンティティが語られたのになら、カレッジ・アイデンティティがもてはやされたりしました。どの大学でも校章とは別にシンボルマークの制定などに余念のなかった時代です。いうなればイメージ戦略の時代でした。 今そんなことをしている大学はありません。むしろバブル期に大枚をはたいてデザイナーに考案させたシンボルマークは捨てて、大学設立期に掲げた校章に戻ろうとする動きが出ています。つまり本質を磨き上げる以外にブランド構築は出来ないことを再認識しているのだと思います。 優れてブランディングとは、シンボルを操作して済むような安易なものではなく、本質の追求以外にないといえます。 source